空き巣の行動・考え - 安心出来る生活を守る為の知識
空き巣は必ず下見を行います
泥棒や空き巣は犯行必ず成功させる為に何度も下見をするのです。突発的に盗みを働く空き巣犯はごくごく少数で、大半の空き巣犯は侵入経路・逃げ道などを確保し住人が留守になる時間・隙、周囲の環境などを入念にチェックしています。空き巣犯は時間がかかればかかるほど捕まる・ばれてしまうリスクが高まりますので、侵入までに5分以上かかりそうな場所は避ける傾向にあります。
ここで一つ疑問が浮かんできます。その様に入念に下見をすれば、付近の住民に怪しまれてしまうのではないかという事です。よくイメージされる泥棒や空き巣は、黒尽くめの服装に目だし帽・マスク・サングラスなど正体がばれないような格好をしています。実は空き巣が犯行を狙う時間帯は、午前10時ごろから夕方4時頃と明るい時間帯となっており、そのような怪しい格好ではかなり目立ってしまい警察を呼ばれかねません。ではどのような服装が多いのかというと、近隣住民になりすましごく普通の私服、ランニング中であるかのようなスポーツ着、セールスマン・訪問販売員などになりすましたスーツ姿、土木工事業者を装った作業着、などなど住宅街になじむような服装をしています。空き巣の狙う時間帯は住民が仕事でいない、買い物にでかけているなど不在中を狙っていますので朝や夜は避ける傾向にあります。また空き巣というのはこの様に住人がいない際に侵入窃盗を働く事をいい、住人がいる状態で隙を狙って犯行を行う事を居空き、夜寝ている隙に侵入する事を忍び込み、鉢合わせた状態では強盗などといいます。